11月2日、福祉文化学科健康スポーツ福祉専攻の石原端子先生のゼミ（専門演習3?4年次）ではフリージャーナリストの島沢優子さんをお招きしての講演が行われました。

島沢さんは、日刊スポーツ新聞社で記者を務め、現在はフリージャーナリストとしてスポーツや教育についての記事や本を執筆、2021年からは沖縄県部活動改革委員をされています。

今回は「質問力」をテーマに、島沢さんがジャーナリストとして感じる「質問力って何のため」かを学生たちと意見交換をしたり、ラグビーワールドカップ取材でヨーロッパに行かれたときに感じた海外の不便さから感じた人間らしく生活することについて等、興味深いお話しをしてくださいました。

講義の最後の感想では、質問に良い悪いがあるなんて初めて知った等、学生たちは、島沢さんのお話しから多くのこと受け取った様子でした。

4限にある「スポーツコーチング論」講義でも講演いただき「ジャニーズ問題とスポーツコーチング問題」について担当の石原端子先生との対談形式でお話しいただきました。島沢さんからジャニーズ問題とスポーツコーチング問題に通底する問題とは何かという問いが出され、学生たちはヒエラルキーのなかで忖度する私たちの社会や自分自身のことについて考える機会となったようでした。